自閉症スペクトラムの子供の成長過程に感じた違和感について

長男が自閉スペクトラム症という判定がついて、まず思ったこと。

当てはまりすぎだろ!!!!

なんで私は9年も放置してしまったのか・・という自分が今まで何千回と心で繰り返したであろう「この子の個性だし」という楽観的な判断を悔やみました。

なので、この記事は「うちの子もしかして・・」と子供の発達障害に不安を抱えている人の不安を煽るものでなく、知識を増やすものとして読んでいただければと思います。

一人目の場合「違和感」は感じにくい

タイトルでは分かりやすく「違和感」と書きましたが、長男は一人目なので成長過程で他の子との違いに少しの違和感しか感じておらず、強く違和感を感じることはできませんでした。

だって一人目だから。
「子供はこんなもんなんだな」「子育てってこんなにキツイのか」って思いましたし、ママ友に相談しても通常「うちもそんなもんだよ〜」とか「ふつうふつう!」って優しい言葉が返ってきます。
そこでまた安心。

「わ〜個性的だな〜」「う〜ん育てにくいな〜」と思っているうちに100%自分が子供を見守る時期は過ぎ、幼稚園や小学校での問題行動はなかなか見えにくくなります。

乳幼児の段階では、親が子供の発達に違和感を感じたとしても経過観察となることが多いようですが「もしかしたら」という気持ちがあるかないかで学校へのアプローチが違ったと深く反省していますし、本人に無理を強いることも減らせたはずだと思っていますね。

よそはよそ・・うちはうち・・
と思い過ぎるもの良くなかったですね・・

自閉症スペクトラムの子供の成長過程に感じた違和感まとめ

当時はただの違和感でしたが、自閉スペクトラム症の症状であった成長過程の子供の行動やエピソードについてまとめました。

乳児期(0〜1歳)

  • 夜泣きがひどい・30分程度しか連続して眠れない
  • 言葉は遅め

乳幼児期(2歳〜3歳)

  • 断乳後も夜泣きが1晩に1〜2回ある
  • 好き嫌いが激しく同じものばかり食べる
  • おもちゃの車の車輪を回し長時間眺める
  • 他の子供に興味を示さない(幼稚園で改善)
  • 一人で集中して遊び続ける
  • 車メーカーのロゴや数字にこだわり記憶する
  • 癇癪を度々起こす

幼稚園期

  • お絵かき帳は数字をひたすら書き続けている
  • 新しいことに異常なほど臆病
  • じっと座っていることができず、椅子に座れるようになってもモジモジウズウズしている
  • 順番や競争で一番になれないと癇癪を起こす
  • ゲームやアニメに没頭しすぎる
  • アニメなどの台詞を全て覚えて唱える
  • アニメの同じ場面を繰り返し見ることを好む
  • 呼びかけても聞こえないことが多い
  • 小さなことで怒り泣いたり大声を出す
  • 夜泣きが夜驚症のような症状に変化する
  • 引き続き同じものばかり食べる

小学校低学年

  • 思い通りにいかないことがあると教室から飛び出す(1年で改善)
  • 授業中間違いを認められず癇癪を起こす(2年で改善)
  • 音読がとても苦手、区切りが理解できない
  • 計算はできるが読解力が乏しいので文章問題が苦手
  • 問題を最後まで読めずに間違える
  • 話したいことがまとめられず上手に話せない
  • 興味があることを何十分でも一方的に話し続けてしまう
  • 夜驚が毎晩のように起こる(2年で改善)
  • ゲーム・テレビに集中し過ぎる
  • アニメなどの台詞を全て覚えて唱える
  • 好きでないことには全く集中できない
  • 多くの「やらなきゃいけないこと」があると焦りすぎ怒りに変わる
  • じっと座ることができずソワソワと体の一部が動き続ける
  • 予定が変わることが苦手で対応できない
  • キツめの注意を受けるとパニックになり頭を叩いたり壁に頭を打ち付ける
  • 危機管理能力が不足していて友達に怪我をさせてしまいそうになる
  • 思った言葉が口から出てしまうので人を傷つけたり不快にしてしまう
  • その場の空気や人の感情をよむことができない

※成長とともに変化を遂げなかったものは重複して書いておきます。

一番困っていることとしては先を考えない行動で友人に危害を加えてしまうかもしれないという恐怖でした。何度も話し合いを続け、今その症状はありませんが同じようなことが起きないように注意しています。
それでも親の監視がないところで友達と遊ばせることはまだまだ許可できません。

良い部分ももちろんたくさんあります。

  • 好きなことへの集中力の高さと貪欲さ
  • 人と違う視線で物事を捉えられる
  • 暗記力と記憶力の良さ
  • 何事にも全力で頑張る姿勢
  • 裏表なくいつまでも子供っぽい可愛さ

などが自閉スペクトラム症の症状でもあるけれど、本人の長所でもあるところ。
幼稚園の時には1年分のカレンダーの曜日と日付を暗記していたので、息子に聞けば何ヶ月先の日付でも曜日が分かって便利でした(笑)

「苦手な部分も実は長所とも捉えられる」と、思うようにしましょう!
面接を思い出しますね

まとめ

自閉症スペクトラム・ADHD傾向のある息子ですが、成長過程に感じていた違和感はほとんどがその症状に当てはまり、自分がどれだけちゃんと判断できていなかったのかを痛感しました。
小学校に入ってからは学校にも友人にも迷惑を掛けることが増え、親子ともに苦しむことが多く、学校に行くこと自体を諦めようと思ったことも何度もありますね。

今現在は症状は人に迷惑をかけていない程度に落ち着いているのですが、新学期が始まったばかりなので「慣れたころ」の方が怖いです。
投薬治療も開始したので、これからも親子で前進していきたいと思っています。

冒頭にも書きましたが、この記事は「うちの子は発達障害かもしれない」と不安を感じているママの不安を煽るものではなく、違和感を放置せずに診断のハードルを下げることと、「そうかもしれない」という考えを持つことでの育児のヒントを得てもらえればと思って執筆しています。

診断は受けたいと思ってすぐ受けれるものではないし、地域によっては予約だけでも困難。
診断がなくとも、子供へのアプローチを変えてみるとお互いに良い方向に進めるかもしれません。我が家でチャレンジしていることについては今後も紹介していきますね。

ご興味があれば↓の記事も御覧ください。