ADHDの子供は3年成長が遅れている

子育てが、全く楽にならないよ!!!
むしろ年々ハードモードになってくよ!!

この記事は、ADHDまたはADHD傾向のあるお子さんの子育てに
頭を抱えている方向けの記事です〜

自閉症スペクトラム・ADHDの判定がされるのは多くの子供が2〜3歳。我が家のように小学校入学後から判定される場合も珍しくはありませんが、正直対応が遅れてしまっていることを痛感しています。そのため間違った叱り方を何年も続けてしまっており、猛反省をしました。

もう少し早く判定を受けていればという後悔と、判定前でもこのことを早く認識したかったという思いから、この記事をまとめたいと思います。

ADHDの子供は3年成長が遅い

ADHDの前頭前野の成長曲線を図に表します。
緑が普通の子供・赤がADHDの子供の成長曲線です。

通常の子供、つまり定型発達の子供は5歳頃から急な成長がみれ、8歳頃にある程度前頭前野の発達が完了します。

それに比べてADHDの子供の急成長の時期はその成長が遅くなります。9歳頃になってようやく急な成長がはじまるのです。
結果的に11歳頃には定型発達の子供と横並びになります。

4歳頃から11歳頃までは定型発達の子供とADHDの子供には約3年(またはそれ以上)のズレが生じてしまいますね。

3年の遅れ

たった3年。そう思えれば良いのですが、それもなかなか難しいです。
今頑張れば11歳頃には他の子供たちと同じような生活ができるという保証もありません。

ただ、この知識があるかないかで心持ちは大きく変わって来ると思います。「この子は一生このままだ」と悲観してしまうのではなく、「今を乗り越えればきっと想像と違った良い方向に変わった未来がやってくる。」と考えることができる瞬間も増えるのではないでしょうか?

発達障害児の子育ての辛いところは「将来への不安」
その不安が少しでも軽くなるよ!!

発達の遅れが目立つ時期について

他の子供に成長が追いつけない4歳頃〜11歳頃は幼稚園入園・卒園・小学校入学と親にも本人にも大きな変化が訪れます。
そんな中で「他の子ができることができない・・」と悩むのは親だけでなく本人も一緒です。

また、成長レベルの違いから周囲とのトラブルも増えるでしょう。
友達と精神年齢が3年以上違います。トラブルが発生してしまうのは不思議なことではありません。

この期間に絶対してはいけないこと

親も子供も苦しい日々が続くかもしれません。それでも避けるべき対応を紹介したいと思います。

追い詰める・否定する

なぜできないの?
他の子はできるのに
やる気が無いんじゃないの?
もう◯歳でしょ?

子育ては大変なことばかりで、親も余裕が持てないことだって多々ありますね。子供を理不尽に叱ってしまうこともあると思います。

それでも、どんな時にも「使ってはいけない言葉」を心に決めて、本人を全否定する・追い詰めるようなことをしないようにしましょう。

発達障害を持つ子供はすでに多かれ少なかれ自分自身で劣等感を抱えています。

具体的な対処方法

他の子との差が激しい4歳〜11歳の間は、どのような対応をすれば良いのか?その逆に、してはいけない対応について紹介しましょう。

他の子と比べてはいけない

普通に暮らしていても、本人自身が他の子供よりも劣っていると感じやすい状態に「お友達はできるのに」「他の子はできるのに」「お姉ちゃんはできたのに」などの言葉は、ただの追い打ちです。
絶対に使わないようにしましょう。

要求のレベルを下げる

判定が付いていない場合は、なかなかそこまで思いきれないかもしれませんが、可能なら、家では自分の子供を3歳以上年下として扱ってあげるのがお勧めです。

普通の小学生ならできるよね?ってことを、幼稚園生ならできるかな?と考えてみます。
幼稚園生に「明日の支度をちゃんとしなさい!宿題をきちんとやりなさい!」と言ってもできない子供の方が普通。そんな要求レベルが高過ぎると感じますよね。
自分の子供が小学校3年生でも、年長さん位のレベルの要求をすれば本人もママの希望を叶えられ嬉しくなる思います。

本人ができることを要求して、できたらたくさん褒めてあげます。
例えば小学校に入っても「ご飯が全部食べられてえらいね」「準備が一人でできるなんてえらいね」「朝早く起きられて頑張ってるね」などの声がけを我が家では積極的にしています。

対応を間違えると二次障害につながる

先ほどもお伝えしましたが、発達障害の子供は何を言われなくとも周囲との違い・発達の遅れを自分自身で感じ、劣等感に悩まされていることが多いです。

そんな状態で親が「なんでできないの」「普通できる」「できないのはおかしい」のような追い打ちをかけることは子供の一生に関わる二次障害に繋がります。

自己評価が下がり、セルフイメージを何年間も低い状態で育むことは後々の人格形成に多大な影響を及ぼします。

具体的な二次障害とは、非行・登校拒否・引きこもり・対人恐怖・鬱などです。

何年間も周囲と親そして自分自身で自分を否定し続けるのですから、良い方向に進むことの方が難しいと言えますね。

良いところをのばしてあげる環境づくり

発達障害の子供の劣等感をどうフォローしてあげれば良いのか?一番の方法は「好きなことに徹底的に取り組ませてあげる」ことだと言われています。

ADHDの特性である好きなことへの集中力を生かして、好きなこと・得意なことで成果を存分に出させてあげれば良いのです。

自分が誰にも負けない知識・経験・テクニックを手にできると思えば、他のことが不得意でも本人の自信に繋がりますね。

確かに好きなことへの集中力はスゴイ・・
親としてできる限りの応援をしてあげようと思います!

平たい能力を望むんじゃなくて
本人が頑張っていることを褒めてあげよう!

まとめ

この記事は、youtubeのJamahl Crossさんの動画を参考にさせていただきました。
うちの子は今9歳ですが、もっと早い時期にこのお話を聞いておくべきだったと思います。私は子供が小学校に入学してトラブルが多発するようになってから、本人を否定する叱り方を繰り返してしまいました。

親の知識不足のせいで子供は自信と自尊心が低い状態になってしまったと思います。今からでも挽回できないか思う限りの努力を続けている最中です。